類義語に注意
このようにして、キーワードの候補が決まったら、その「類義語」について考えます。
例えば、「海外投資」なら、「国際投資」や「外国投資」が類義語です。
「ホームページ」の類義語は、「ウェブサイト」、「サイト」、「ウェブページ」、「ウェブ」などです。
また、「経営コンサルタント」と「経営コンサルティング」は、「人」と「業務」なので厳密には異なりますが、広い意味での類義語であると言えます。
これらの類義語のうち、実際にどの単語を「キーワード」としてコメントに採用するべきでしょうか。
これは、どうでも良いように思われるかも知れませんが、決してそんなことはありません。アクセス数を大きく左右する重要な問題なのです。
これを判断するには、二つの重要な基準があります。
一つは、単語としての一般性です。つまり、「ユーザーがまず思い付きやすいのはどの単語か」ということです。言うまでもなく、ユーザーは「まず思い付いた単語」をキーワードにして検索します。
もう一つは、「その単語をキーワードとして検索されるサイトの数」です。つまり、「ライバルとなるサイト」の数であり、これは少ないに越したことはありません。
問題は、「キーワードとして採用する語がより一般的な語であるほど、ライバルの数も多くなる」ということです。そこで、実際にそれぞれの語でヤフー検索を行なって、ヒットするサイトの数を調べてみる必要が生じます。
その上で、「単語としての一般性」と「ライバル・サイトの数」のいずれの基準を優先するべきかを個々に判断することになります。
例えば、「海外投資」でヤフー検索してみると、ヒットするサイト数は16 (2004年1月13日現在、以下同じ)あります。同様にして、「国際投資」でも16のサイトとヒットします。これに対して、「外国投資」でのヒット数は3件のみで、しかも、いずれも「外国投資信託」という語の一部に一致するに過ぎず、単独の「外国投資」という語をキーワードとしているサイトは一つもありませんでした。
これで分かることは、まず「外国投資」という言葉は他の二語に比べるとそれほど一般的ではないということです。実際、Googleのページ検索の結果などを見ると、「外国投資」は、「外国への投資」という意味の外に、「外国からの投資」という意味合いでよく用いられていることが分かります。
これを「一般的でない語」として除外するか、「競合するサイトがないキーワード」としてあえて採用するかは判断の分かれるところですが、とりあえずは「海外投資」「国際投資」の方を重視した方が良いように思われます。
そこで、「海外投資」「国際投資」の二語についてですが、ここで注目するべきことは、「国際投資」については「同名のカテゴリー」が存在することです。すなわち、2004年1月13日現在で、「株式」カテゴリーの下と「金融と投資」カテゴリーの下に、それぞれ「国際投資」というカテゴリーがあります。
これはどういうことかと言えば、サイトの内容にもよりますが、これら二つの「国際投資」カテゴリーのいずれかに登録して、かつコメントに「海外投資」という語を用いれば、検索のキーワードが「国際投資」でも「海外投資」でも、どちらでもヒットするということです。
このように、カテゴリーの選択は「キーワード戦略」の一部でもあるのです。
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