「ノーロードは有利」は本当か?!
さて、次の表を見て下さい。
100万円を年5%で複利運用したときの運用成績—ノーロード(申込み手数料無料)のファンドとの比較(税金を考慮しない場合)
単位: 円、1円未満は切り捨て
|
申込手数料2.0% +運用手数料0.5% |
申込手数料1.0% +運用手数料1.0% |
ノーロード +運用手数料1.0% |
ノーロード +運用手数料1.5% |
購入当初 |
98万 |
99万 |
100万 |
100万 |
1年 |
102万3855 |
102万9105 |
103万950 |
103万4250 |
2年 |
106万9671 |
106万9754 |
108万0560 |
106万9673 |
3年 |
111万7540 |
111万2009 |
112万3242 |
110万6309 |
4年 |
116万7549 |
115万5933 |
116万7610 |
114万4200 |
5年 |
121万9798 |
120万1593 |
121万3731 |
118万3389 |
6年 |
127万4383 |
124万9056 |
126万1673 |
122万3920 |
7年 |
133万1412 |
129万8393 |
131万1509 |
126万5839 |
8年 |
139万0993 |
134万9680 |
136万3314 |
130万9194 |
9年 |
145万3240 |
140万2992 |
141万7164 |
135万4034 |
10年 |
151万8272 |
145万8410 |
147万3142 |
140万0410 |
この計算表は、販売手数料を無料とするいわゆるノーロードのファンドと販売手数料をとるファンドとの運用成績の違いを示しています(100万円を年5パーセントの複利で運用した場合)。
当たり前のことですが、運用手数料が同じである場合は、販売手数料が無料のノーロードの方が有利です。
ところが、ノーロードのファンドであっても運用手数料が高めに設定されている場合は、販売手数料がかかる投資信託に負けてしまうことがあります。いな、ファンドによってその時期が遅いか早いかの違いだけであって、いずれは負けてしまう運命にあるのだと言って間違いないのです。
すなわち、上の表でも分かるように、販売手数料がやや高めの2パーセントとなっているファンドであっても、運用手数料が低めに設定されているとすれば、運用の開始から比較的早い時期にノーロードのファンドに追いつき、以後はノーロードの成績を追い抜いて、やがてはるかに引き離してしまいます。
何故ならノーロードで無料となる「販売手数料」とは、単なる一時金に過ぎません。これに対して、運用手数料(信託報酬)は、一般に販売手数料に比べるとパーセンテージは低いとはいうものの、毎年、しかも複利でかかるものだからです。
ところで、最近は、ネット証券をはじめとして、投資信託の販売戦略として「ノーロード」を強調する傾向があるようです。
ノーロードの投資信託が増えること自体は悪いことではないと思います。けれども、その代わりに運用手数料(信託報酬)が高くなるとすれば、顧客である投資家は、長期的にみて全く「割に合わない」代償を支払うことになります。
投資信託のコストとしては、何と言っても運用手数料(信託報酬)が最重要であり、第一に考慮するべきものなのです。
割安な手数料の基準—海外株式型
次に、海外(またはグローバル)株式型のインデックス・ファンドについてですが、・・・
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大変申し訳ございません。レポートの途中ですが、ここから後は、インターネットでは公開できません。誰でも容易にアクセスできる形で公開するには、内容的に差し障りがあるからです。
実は、ここまではこのレポート本文全体のおよそ半分です。これまでの内容も十分にお役に立つものと信じていますが、実は、後半部分は、これよりもはるかに「濃い」のです。だからこそ、インターネットで公開するには問題があります。
実は、インデックス・ファンドについて調査を始めたときは、「業界の嫌われ者」であるらしいインデックス・ファンドの運用手数料(信託報酬)が、アクティブ・ファンドの影響などにより「次第に高くなる」傾向があるのではないかという仮説を立てました。そして仮説の検証結果をすべてインターネットで公開するつもりでした。
その程度のことならインターネットで公開しても差し支えないと思ったからです。今でもそう思います。
しかし、調査の結果は、予想をはるかに超えた、驚くべきものでした。
もし、これをアクセス・フリーな形で公開してしまえば、投信・証券・銀行等の業界関係者の目に触れる可能性があります。
当方では、それは避けたいと考えました。
我々は、検証の過程で「買ってはいけないファンド」を発見しました。もちろん、レポートの後半部分にはその実名が出てきます。しかし、それはほんの序の口です。
内容の「核心部分」があまり多くの人に知られてしまったり、いわゆる「仕手筋」(ちょっと古いですが)など、一般的な個人資産以上の金額を市場で動かせる立場の人たちに渡ってしまうのは、正直言って怖いのです。
それはどういうことか・・・。
このレポートの全体を記した書籍の題名に、そのヒントが隠されています。
『誰も知らない 投資信託の秘密---インデックス・ファンドは相場を予言する---』
お気付きかと思いますが、この書名は、明らかに矛盾しています。
すなわち、インデックス・ファンドとは、相場と「連動する」、つまり「同時に」動くものです。その定義からして「相場を予言する」などあり得ない話なのです。
それは確かなことです。少なくともファンドの値動きをみる限りは・・・。
では、いったい何故「インデックス・ファンドは相場を予言する」と言えるのか。これを知るだけで、本書を買ってみる価値はあるでしょう。
本書の内容には、これを書いた当方自らが驚愕せざるを得ませんでした。調査の結果判明した事実があまりに予想外であったからです。巷で売られているどんな書籍を見ても、このような情報は得られないと確信しています。
ですから、もし購入されて、万一「こんなことは読まなくても知っていた」と思われたなら、ご購入から1週間以内にご連絡下さい。返金の手続きをとらせていただきます。
また、本書のご購入は個人の方に限らせていただきます。投信・証券・銀行等の金融業界関係者、さらにいわゆる「仕手筋」など、一般的な個人資産を超える金額を市場で動かせる立場にある方のご購入は、大変申し訳ございませんが、お断りさせていただきますので予めご了承願います。
書籍『誰も知らない 投資信託の秘密』
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